下川関の趣味ブログ

趣味の話と社会人向けライフハック

【NBA】久々のNBA

 年末年始は遊び歩き過ぎて、それ以降は仕事が忙しすぎて、ほぼ丸二か月ぐらいNBAを見ていませんでした。その間にヤングがウィザーズに行ったり、ヤニスがトレード要求(いつものこと)したり、そしてデッドライン間近となってデイビスやハーデンといった元スーパースターやJJJ、サイモンズ等の若手スターまで巻き込んだ大きな動きが起こりました。正直全くついて行けていません。

 これから少しずつバスケマインドを取り戻していこうと思っているのですが、その足掛かりとして今日の試合見た試合について書いて行こうと思います。

 

ホーネッツVSピストンズ

 9連勝中のホーネッツ。6連勝の時に約10年ぶりとニュース記事が出ていましたが、10年前となるとまだケンバ・ウォーカーが在籍していた時代ですね。リーグ全体としてバスケのレベルが上がっている中での記録更新というのは本当に素晴らしいことだと思います。

 私はルーキーのクヌッペルがお気に入り。彼のシュートの上手さはルーキーという枠を優に超え、既にリーグ最高レベルに達しています。しかも単にシュートが上手いだけでなくシュートへの持って行き方も上手いので、もしかしたらクヌッペルはホーネッツというチームそのものを変える選手になるのではないか、と期待していました。

 そしてホーネッツというチームは変わったのです。ハンドラーを全ての起点としたオフェンスから、オフボールで崩れたポイントから攻略するバランスの取れたオフェンスに変貌。何より攻守にアグレッシブでエネルギッシュな、見ていて気持ちいいチームになりました。

 その全てがクヌッペル効果かと言われれば正直よく分かりませんが、間違いなくチームとしてクヌッペルのようなオフボールムーブを意識して取り入れようとしているのが分かります。ディアバテとカルクブレナーといったビッグマンは勿論、グラント・ウィリアムスとジョシュ・グリーンの二人がスクリーナーとしてチームメイトをよく助けていました。

 この試合では度々ブランドン・ミラーをフリーにするプレーコールがあったのですが、それを見て初めて「ミラーって本当にシューターだったんだ」とちょっと驚きました。ドラフトの時はそういう触れ込みの選手だったと思うのですが、いざ蓋を開けてみれば1on1を仕掛けまくってけちょんけちょんにされている、みたいなところをよく見たので。

ポール・リードはなぜ第3ビッグマンなのか

 この試合、私は第3Qの途中から見始めました。あまりよく分かっていないのですが、ディアバテとデューレン(とスチュワート)がテクニカル?で退場したところぐらいからです。

 ピストンズはディフェンスとケイド・カニングハムの試合を決める力でイーストの首位に君臨しているというイメージで、それはこの試合を見ても特に変わらない……というか、よりその雰囲気が強くなった気がします。カニングハムがいない時間のオフェンスが、アイビーがいなくなった分だけ余計に手詰まり感が出ていました。

 しかし、カニングハムがいない時間に点差を縮められなかったホーネッツ。その元凶ともいえるのがポール・リードでした。

 これがピストンズ最大の謎。なぜリードを控えの控えにしているのでしょうか。

 リードのショーディフェンスが加わると途端にオフボールで動く選手へのパスが出しづらくなり、本来ピストンズが苦しいはずの時間帯を問題なくやり過ごされました。スクリーンの掛け方が悪いという話でもないのが難しいところで、純粋にホーネッツの判断力がリードのディフェンス力に苦戦していました。中々ここまで良いディフェンスはお目に掛かれない。

 そしてカニングハムが戻ります。「でもカニングハムが出れば何の問題もなくなるから」を体現するかのように、立て続けに1on1でスコアリングしていったカニングハムでした。一度抜きさえすればフィジカルにゴール下を打ち切り、眉ひとつ動かさずにミドルを決め、カルクブレナーから&1のおまけまでゲット。果てはスクリーンを使ってのキャッチ&スリー……は外しましたが、これが入っていたらちょっと心が折れそう。あっという間に点差を離していったピストンズでした。

 以前のホーネッツならこれでチェックメイトになってもおかしくない展開。そこで炸裂したクヌッペルのテンポをずらしたオフボールからのスリー、それ活路を見出したかのようにダブルスクリーンでミラーを開けたり、はたまた純粋なハードワークで立て続けにオフェンスリバウンドをもぎ取ったり。

怒りのチャールズ・リー

 第4Qも一進一退の攻防が続く中、ホーネッツのHCチャールズ・リーが退場となります。誰が誰にだったか忘れました(リードがグラントに?)が、レフリングに対して文句を言って即刻退場です。文句を言ってから出て行くまでのスピードがだいぶ早かったので、ある程度計算なんだろうとは思います。スクリーン、リバウンド、ディフェンスと、チームとしてやることは変わらないから退場しても問題ないと判断したのでしょうか。大抵HCがこうして暴れるとその後ずるずると負けるイメージなのですが、最後の最後まで踏ん張ったホーネッツでした。

 印象的なのは、第3Qと第4Q前半でシュートを決めたミラーとクヌッペルが、終盤の逆転に繋がるオープンスリーを立て続けに外したことです。

 まずオフェンスが弱いチームだと、そもそもこの場面でオープンスリーは中々作れません。それを作れていたという時点で、これはもう明らかにホーネッツというチームが生まれ変わったのだと思います。そしてそのシチュエーションで躊躇わずに打ち切ったミラーとクヌッペルには今後も期待したくなります。

 

 かつてのホーネッツに最も足りなかったのは、こういったメンタリティの部分だったと個人的には思っています。それを克服したこのチームは、これからリーグに何かを起こしてくれそうだとそう思えた試合でした。